出雲神話ロード
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出雲神話ロード
ーくにびき中央通りー - 制作: 藤田 丈/丸山 幸一/仕掛屋定吉 設置日: 2010年ー
- 神話を活かしたまちづくりを目標に、出雲市駅前から国道184号線までのくにびき中央通りを中心に、出雲神話のストーリーをブロンズ像で紹介しています。
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まず出雲市駅から目に入ってくるのは迫力のある「スサノオのオロチ退治」です。その後も道沿いに次々と像が登場し、歩きながら神話を知ることができます。ブロンズ像の繊細な表現だけではなく、ただの土台に留まらない石のデザインも様々あり、形を楽しめます。
「八束水臣津野命 の国引き」では本当に地面を動かしているようなデザインや、「スクナヒコナ海のかなたへ」では小さいブロンズ像と、大きい手のひらの石部分の対比も、大変拘って制作されています。
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スサノオのオロチ(大蛇)退治
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斐伊川の上流鳥髪の地で、八俣 のオロチが娘を喰いに来る、と老夫婦と娘が泣いていました。スサノオは、その娘を私に妻として奉るなら退治してやろうと言い、何度も発酵させた強い酒を八つの甕 に満たして待て、と命じました。
オロチが酒を飲み、酔いつぶれると、待ち構えていたスサノオは剣を抜き放ち一刀両断 !するとその尾から国の宝となる草薙 の太刀がでてきました。
〈出雲神話より〉
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八束水臣津野命の国引き
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八束水臣津野命は「国引きの神様」として広く知られています。
八束水臣津野命は「八雲立つ出雲の国は幅の狭い布のような国であるぞ。国を作って縫いつけることにしよう。」と言い、他国から余った国を切り離し、強い綱をかけ、手繰り寄せ、手繰り寄せ、河船を引くように縫い付けていきました。
合わせて四つの国を引き、縫い付け、出来た国が島根半島です。
〈出雲神話より〉
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オオクニヌシと白兎
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イナバの地を目指すオオナムチ(オオクニヌシ)は道中、傷を負って倒れ伏せている白兎を見つけました。白兎はワニザメを騙し隠岐からイナバの地に渡って来ましたが、騙されたことに怒ったワニザメに皮を剥がされたのです。
白兎の話を聞いたオオナムチは、「川の水で体を洗い、ガマの穂綿 で体を包み休みなさい。」と教えました。すると、白兎は傷が治り元の体に戻りました。
〈古事記・出雲神話より〉
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九死に一生オオクニヌシ
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オオナムチ(オオクニヌシ)はスサノオの娘、スセリヒメの婚約者になります。スサノオから様々な試練を与えられ、最後の試練は草原に放った矢を取ってくることでした。
オオナムチが草原に入ると、なんと !スサノオは草に火をつけ焼き殺そうとします。途方に暮れたオオナムチのもとへ鼠が現れ、「外はずぶずぶ、内はほらほら。」と助言をしました。
オオナムチが足下を勢いよく踏みつけると、体がすっぽりと入るほどの穴があき、野火から難を逃れることができました。穴の中で鼠から矢を受け取り、スサノオのもとに持って帰ると、スサノオもオオナムチを凄い男だと認めました。
〈古事記・出雲神話より〉
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いざ !出雲の国づくりへ
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オオナムチ(オオクニヌシ)が妻のスセリヒメを背負って、根の国から出立するところです。
スサノオ(スセリヒメの父)の課すさまざまな試練を乗り越えて、王のしるしである大刀・弓矢・琴を譲り受け、出雲の宇迦 の山をめざして旅立ちます。はるか遠くからスサノオの声が響きます。「地上に立派な国をつくれ。こいつめ !」
〈出雲神話より〉
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スクナヒコナ 海のかなたへ
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オオナムチ(オオクニヌシ)が美保の岬へ出かけている時のことです。海を眺めていると、海岸へ近づいてくる豆の鞘に乗る小さな神様がいました。
その名前をスクナヒコナといい、医療や薬の知識に長けており、また穀物の栽培法、土木工事と色々な事に精通しておられました。
その後、オオナムチと兄弟となり共に出雲の国をとても豊かな国にしていきました。
〈出雲神話より〉
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國譲り
- メインの像が前に2つ、
後ろに出雲を表す像が3つ並んでいます。 -
高天原の最後の使者である、建御雷 が稲佐の浜の波頭に剣を逆さに立てました。
そしてその鋒 に胡座をかいて、「おお !出雲の国を譲らんかー !」と迫ります。
オオクニヌシ(オオナムチ)は子の事代主や建御名方 の気持ちを聞き、天にも届くような高殿(出雲大社の元となる)の造営をするならば、と造営と引き換えに国譲りを了承しました。
〈古事記・出雲神話より〉
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